リハビリテーション部
作業療法室

作業療法士堀口 明美

金沢大学医療技術短期大学部
作業療法学科 卒

これが私の仕事

入院および外来患者さまのリハビリ

悪い所に目が向きやすい患者さまの考えや行動が、良い方向に向くように関わっています。患者さまは、症状が行動に与える影響についての理解に乏しかったり、自身の不都合な事に目が向きやすくなりがちです。困った事が生じても、適切な対処が出来ていないことが多くみられます。そこでまずは、作業療法場面で自身の対処能力の確認や行動・思考パターンのクセに気づいてもらい、適切な対処に結びつくような取り組みを促します。更には日常生活に活かしてもらえるように関わり、患者さまが感じる負担の軽減に繋がるよう努めています。

だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード

患者さまが良くなった、
病気と上手に付き合えるようになった、
と感じた時

作業療法に参加し始めの頃は「何でこんなこと(作業療法)しにきとるか分からん」という発言が多かった患者さまが、「作業療法の中で、自分が気づかなかった部分に気づかせてもらったり、前に比べたら、うまく対応できているかな、と思えるようになってきた」という発言や、困った場面が生じた際に「どういう対処をしたらいいかな」と尋ねてきたり、「うまくいきました」と生活の場面で実践したことを報告してもらえた時などは、とても嬉しく思いました。

ズバリ!私がこの職場を選んだ理由 ここが好き

頼りになる先輩がいたり、コメディカルスタッフが充実している

同じ部署には、作業療法士以外に精神保健福祉士、臨床心理士がそれぞれ複数おり、各自の専門性を活かして患者さまの対応にあたっています。部署内でのミーティング場面に留まらず、患者さまの状態に変化が生じ始めてきた頃などには、互いにその患者さまの情報を多職種から収集し、その後の関わりにつなげています。看護部や医師もコメディカルの意見を尊重してくれるので、責任感が生じます。それが適切な支援に繋がると、自信もついてきます。

同職種間のみならず、多職種間の連携が求められたり、適切な指導をタイムリーに得ることができます。患者さまが次のステップに進むよう一緒に悩んでくれる方がたくさんいます!

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