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認知症の原因となる主な病気

認知症状には様々な原因があり、 早期の診断と適切な治療を受けることが大切です。 気になることはお気軽にご相談ください。

認知症の原因となる主な病気

アルツハイマー型認知症

物忘れの進行が早まり、文字を書いたり、生活する中で自分の行動を決める事が困難になります。その為、生活上での混乱が目立ち、ちょっとした事で怒りっぽくなります。

血管性認知症

脳梗塞や脳出血の後遺症として認知症症状が発生します。
認知症症状の始まりが急激であったり、調子の波が見られます。

レビー小体型認知症

身体の動きが緩慢になり明らかな幻視の訴えがあります。
1日を通してみると、しっかりしている時と幻視で混乱している時があります。

前頭側頭型認知症

生活状況がだらしなくなったり、社会のルールや常識を無視した行動が目立ちます。
物の名前の意味がわからず、言葉の理解が難しくなります。

認知症の症状とよく似ている状態

仮性認知症

うつ病によって意欲がなくなり、「わからない」と答える場面が目立ってくる、
など認知症の症状と同じような症状が見られます。

せん妄

脳内に病気がなくても身体の病気が本来の脳の動きを低下させ
認知症の症状を引き起こす事があります。

体の病気

栄養状態の悪化や重度の貧血、アルコール依存症などの病気により
認知症症状を引き起こす事があります。

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