今回は、当センターに相談された後、谷野呉山病院を初診され、現在も通院継続しながら、 今まで通りの家庭生活を送っているAさんとご家族にお話を伺いました。
- 当センターに相談してみようと思ったきっかけは?
- 家族さん「探し物が多いな、根気が続かないな、と思っていても、特にコレといっ
た事が起こらなかった。まさか認知症だなんて考えたくもなかったけど心配で。
たまたま、新聞でセンターの記事読んで。」
- ご家族は最初に当センターへ電話された時はどんな気持ちでしたか?
- 家族さん「私の家族が認知症な訳がない、と思っていて。『大丈夫』と言って貰い
たい気持ちが強かった。言って貰えなかったけど…。」
- 最初の相談に病院に来られた時はどんな気持ちでしたか?
- Aさん「病院に行くよって言われて驚いた。怖かったね。医者に何て言われるが
やろうかって。別にどこも何ともないのに。病人にしたいがか、って喧嘩したわ。」
- 実際に相談してみてどうでしたか?
- Aさん「通院は別に痛い事もないし、先生には話聞いてもらえるし、薬飲んでモヤモヤしとった頭の中、少しもやが晴れた感じだし。通院しろって言うがならしてもいいよ。」
家族さん「これからの生活の事が心配。今まで相談する事ってなかったから、何を
どこの誰に相談していいのかわからない。困っている事はたくさんあるのに。そういう事からすると、センターや病院は相談の窓口になっているのかな、と思う。」